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文系プログラマーこそ数学を勉強すべき理由を教えます。【数学】

こんにちは、紺です。今回は文系出身のプログラマーにとって、なぜ数学の勉強が重要なのかについてお話ししたいと思います。

文系出身の方にとって、数学は少し苦手な科目かもしれませんが、実際には数学の知識がプログラミングに大いに役立つことがあります。

では、どのように数学が役立つのか、具体的に解説していきますね。

文系プログラマーこそ数学を勉強するべき

日本では新卒採用プログラマーのうち、文系出身の人や未経験の人が多い印象があると思います。

つまり

大学数学をあまり勉強していなくても、職業プログラマーにはなれる、ってことなんですよね。

そこで今回は、文系プログラマーこそ数学を勉強するべき、というお話をしていこうと思っています。

ポイント

文系プログラマーこそ数学を勉強するべき

周りより自分の市場価値を高めることができる

先ほども書いた通り、日本ではIT業界において、新卒採用で未経験・文系でプログラマーになる人も結構多いんですね。

・技術だけでなく柔軟な人
・コミュニケーション能力が高い人
・設計/ドキュメント作成系の仕事もできる人
etc...

大体こんな感じのことを期待されているからだと思います。

つまり、技術のコア的な部分や、システムの根幹に関わる技術的な側面に関しては、どちらかといえば数少ない理系の人に期待されていることになるわけですね。

そこで、文系出身の人間が理系の領域について知識や技術があれば、技術的に同じ文系出身のエンジニアを出し抜くことができると思いませんか?

日本的な働き方だけでは限界がある

日本のIT業界はますますグローバル化しています。また、海外企業との連携やプロジェクト参加の機会もあると思います。

さらに、自分自身が外資系企業に就職・転職したいと考えている場合もあるのではないでしょうか?

外資系企業では、技術者として採用される際、基礎的なコンピューターサイエンスの知識を問われる場合が多いです。
もしくは、CSの学位を持っていることが前提で、文系出身では足切りされてしまう場合もあります。

そのため、英語力だけでなく、数学的思考力も求められることがあります。

数学を学ぶことで、論理的思考や問題解決能力が養われ、より高度なプログラムの開発にも挑戦できるようになるでしょう。

また、転職にむけて通信制大学などでCSの学位を取り直すにしても、数学の知識は必要になってきます。

設計や要件定義に数学はいらない?

プログラムを開発する上で、設計や要件定義などの工程では数学的な知識は直接必要ありません。

しかし、それでも数学的な思考力を身につけることで、より良い設計や要件定義ができるようになります。

数学的な思考力は、問題の本質を見極める力や論理的な考え方を養う力を持っています。

これらの能力は、プログラミングのみならず、さまざまな業務に応用することができます。

ポイント

中でも、計算能力やデータを読み解く力は、業務上でもたくさん役に立つ場面がありますよね。

具体的には数学はどう役に立つ??

具体的な例としては、アルゴリズムやデータ構造の勉強に数学的な知識を活用することができます。

また、機械学習やデータ解析などの分野でも数学の知識は必要不可欠です。

少しずつでも数学の学習を取り入れることで、プログラミングスキルをより高めることができます。

数学を勉強するのは、社会人になってからでも遅くない

もし、文系出身の方で数学に自信がない場合でも、心配することはありません。

数学の基礎から学ぶことで、プログラミングにおける数学の応用方法を理解することができます。

ポイント

コードリーディング力向上にも繋がると思います。

また、オンライン教材や参考書なども豊富にありますので、自宅で効率的に学ぶことができます。

入社までの期間を利用して勉強する

内定をもらってから実際に入社するまでの期間で勉強するのもいいと思います。

数学の勉強は、資格などの勉強にも繋がるので、とても為になる自己投資だと思います。

関連記事はこちら

文系プログラマーにおすすめな数学勉強本

ここからは、文系プログラマーで数学初心者の方でも使いやすい数学の本について紹介していきます。

高校数学から学びたい方にはこちら

こちらの本では、Pythonを使って高校数学を学ぶことができます。

Pythonは、データサイエンスやAIなどの領域、またはWebサービスにおけるバックエンド領域などで需要がかなり高まってきているプログラミング言語です。

ポイント

Pythonの勉強と数学の勉強を同時にできるのでコスパ最強だと思いません?

また、数学に関するライブラリや関数の使い方、プログラミングにおけるデータの扱い方などが学べるので、コーディング力向上もかなり期待できると思います。

線形代数などの大学数学から学びたい方はこちら

こちらの本も、Pythonを使って実際に線形代数の基礎部分を学ぶことができます。

高校数学で使った、ベクトルや行列といった内容も抑えてくれているので、高校数学の理解がある程度できる人はこちらの本から始めてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

文系出身のプログラマーにとって、数学の勉強をすることはかなりアドバンテージになると思います。

ポイント

理由としては、ほとんどの文系プログラマーは数学ができないから。

だからこそ、周りより数学ができるだけで、周りを出し抜けるってことになります。

また、数学的な思考力を身につけることで、プログラミングスキルを高め、より厳密で効率的なプログラムを開発することができるようになります。

また、数学は日本的な働き方にとらわれることなく、グローバルな環境で活躍するためのスキルともなります。

ぜひ、上記の本などを使って、数学の学習を始めてみてはいかがでしょうか?

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