今回の記事では、ニーチェの思想から、現代人である僕たちが学ぶべきだと感じたことを自分なりの言葉で解釈したいと思います。
ニーチェの思想は、この1記事では語り切れないので、今回は生活・人生の充実というところにテーマを置いて、記事を書きたいと思っています。
目次
あなたは今の生活に充実していますか?
タイトルにも充実というキーワードが入っていますが、あなたは人生において充実しているでしょうか?
哲学やニーチェといった単語が入っているこの記事にたどり着いているということは、少なくとも少しは哲学に関心があるということでしょう。
もしくは、人生や生活における不安や「何かが不足している」という感情に対して、哲学を知ることで何かヒントが欲しいと思って、この記事を読んでくれている方もいるのではないでしょうか?
しかし、そういった充実感を感じている人に対して、ニーチェはある指摘をしています。
ニーチェの思想:自分自身と向き合いましょう
ニーチェの思想の中には、こういったものがあります。
「生きることの不安から逃れ、自分自身と向き合うのが下手」
自分自身の生活・人生に対して、現代人が向き合えているだろうか?という問いかけです。
これは、直接この言葉が書いてある本があるわけではないのですが、こういった解釈を行いました。
自分自身と向き合いたいと思ったから哲学に関心を持ったわけで。
そういう人も多いんじゃないかと思っています。
毎日忙しく誰かと会ったり、遊んだりすることで確かに日々は充実しますが、それだけが本当の充実でしょうか?
本当は、自分自身の不安や不満足と向き合いたくないから、わざと忙しい日々に身を置いてたりしませんか?ふと一人になって、さみしさや孤独と向き合いたくないから、忙しく日々を過ごしていませんか?
僕はこの問いに対して、ぐさっと心に刺さってしまいました。完全に俺じゃん。となりました。
同じような思いを持っている人も多いと信じてます。
毎日のスケジュールを埋め、タスクを多く抱えることで日々に対して、確かに充実感は感じます。
しかし、いきなり燃え尽きてしまったり、一人になりたいとか、逆に人と連絡を取りたくてたまらなくなったりしてしまうこともあるのではないでしょうか??
あなたが本当に追い求めているものはなんですか?
さて、ここから私たちが自分の人生をよりよくするためのヒントを得るためには、自分自身が本当はなにがしたいのかを探さなければなりません。
あなたが人生において、本当に追い求めているものはなんでしょうか?
仕事でも、恋愛や子育てでも、ずっと今のままでいいとおもえますか?
今はこのままでいい、という答えもいいと思います。この問いに答えはないと思ってます。
そしてそれはもちろん、一つでなくても構わないと思っています。ですが、自分自身が何にフォーカスしていうるのか、何をするために生きているのか、そういったことを考えるきっかけになればいいと思います。
だって、その先に本当の充実があると思うんですよね。
私は自分の今の仕事が好きですが、ずっとしていたいと思うかと言われればそうではないです。
もっともっと抽象的でもいいし、時間がかかってもいい。だから少しでも自分自身に向き合うことができるようになりたいと思います。
東洋的だけど、瞑想とか、つながりがあるかも。
自分でもこの記事を書くために勉強をしていて、また、この記事を実際に書いていて驚いたことでもあるんですが、自分自身が毎朝行っている「瞑想」に、このニーチェの思想に関する答えというかヒントがあるように感じたんですよね。
というのも、朝活を行っている中で、瞑想を取り入れるようにしたんですが、そしたらかなり頭がすっきりするようになってきたんですよね。
結局同じことを目指しているというか、本質的には同じような意味合いを持ってるんじゃん!って。
あなたも、「自分自身から逃げていないか」「自分の不安と向き合うのがうまくできていない」「不安と向き合いたくないからスケジュールを詰め込んでいる」と言われ、もし「うっ」となるならば、瞑想してみたりして、自分自身と向き合ってみてください。